クリニック通信ブログ

2012.08.26更新

「疲れを翌日に持ち越さないための効果的な入浴方法」
最近、体温を上げる健康法が取り沙汰されていますね。体温を上げるのに一番手っ取り早い方法は「入浴」です。今回は、体温を上昇させながら疲れを効果的に取る入浴方法をご紹介します。

人間は体温が下がると眠気を感じるという仕組みがあるようで、いい睡眠を取ってしっかり疲れを取るには、体温を上手くコントロールすることが必要になります。

では疲れが溜まる行動パターンごとに、効果的に疲れを取る入浴方法を挙げてみます。


■深夜帰宅の時

お湯の温度は39度、入浴時間は約10分

残業して深夜に帰宅し、翌朝はいつもどおりに早起き!という時こそ、湯船に浸かりましょう。体温が下がるときに眠りにつくとぐっすり眠れると言われています。

温度は39度で。「入浴後にすぐに眠りたい!」というときに熱い湯船に浸かると、体温を下げるのに時間がかかって寝付きが悪くなってしまいます。


■睡眠時間をたっぷり取っていても、眠気が覚めない朝

お湯の温度は43度の熱いシャワー

熱いお湯を浴びることで交感神経が活性化され、体が活動的になると言われています。ボーっとしてしまう朝には熱いシャワーを浴びて体に活力を与えましょう。


■長時間のデスクワークで首肩のコリが辛い時

お湯の温度は41度、首まで浸かる

首まで浸かることで首から肩の筋肉全体を温め、凝り固まって滞っていた血行が促進されます。さらに、お湯の中での浮力によって筋肉の緊張が解けてリラックスできます。肩や腕、足の筋肉を優しく揉みほぐしてあげると良いです。


■スポーツ後の筋肉疲労時

お湯の温度は39度、入浴時間は約20分

筋肉を使うと乳酸(筋肉疲労の原因となる物質)を作り出し、血液中で増えていくと言われています。乳酸をより早く体外へ排出させるために、ぬるめのお湯で長い時間をかけて血液循環をさせて肝臓へ送り込むように血行促進させると良いです。


という事で、入浴に関しても色々細かくする事でこのように健康な体を作る事が出来ます。


投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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