クリニック通信ブログ

2012.10.27更新


今日は主に関西のペインクリニックの診療所をしている先生たちが集まる研究会に参加してきました。

この会は年に2回大阪で開かれる会で痛みに関する講演が行われます。
今回は最近認可された新しい鎮痛薬の話題です。
大阪医科大学の麻酔科の教授のお話でした。

トラムセット、リリカ、ノルスパンテープ、サインバルタという
ここ2年くらいで次々と厚生労働省に認可された薬の有効例や、その効果の
学術的な理論をわかりやすく説明されていました。

当院でも毎日処方している薬ですが、こういう形で他の先生の処方の仕方
を見せていただくと同じ薬でもまた違う使い方が見えてきます。

また、海外の鎮痛薬の使用状況から、近い将来日本で使われ始めるであろう
薬剤を予想されておられたことは非常に興味深い話でした。

鎮痛薬は単に薬の能書に書かれているとおりに処方しているだけでは
その薬の良さを引き出すことができません。うまく使うためにたくさんの
情報をあつめて応用していくことが大事だと思います。

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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