クリニック通信ブログ

2013.03.08更新

漢方の生薬シリーズ第8弾です。

今回は蘇葉(そよう)です。




シソ科(Labiatae)のシソPerilla frutescens Britton var. acuta Kudo又はチリメンジソ Perilla frutescens Britton var. crispa Decaisneの葉および枝先※シソ科のシソまたはチリメンジソの葉。種子は紫蘇子と称し、葉と同様に用いる。中国、朝鮮半島、日本に広く産する。精油を含む。発汗、解熱、鎮咳、鎮痛薬として、気管支炎、胃腸炎などに去痰、消化促進の目的で応用する。また魚肉などの中毒に解毒薬として用いる。
ソヨウ(蘇葉)は、シソ科のシソまたはチリメンジソの葉および枝先を乾燥したものです。
漢方的には、発汗、解表、理気の効能があり、感冒(かぜ)、咳嗽(せき)、 喘息、心身症・神経症の諸症状などに用いられます。
またシソは、赤ジソ系と青ジソ系に分けられますが、薬用に用いられるのは赤ジソ系です。


投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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