クリニック通信ブログ

2013.04.22更新

今日から、かわたペインクリニックの症例紹介を行っていきたいと思いますsign01
まずは、当院で一番来院が多い症状である腰痛についての症例です。
腰痛で多くの方が苦しみ来院されますが、今回は急性腰痛(ぎっくり腰)で来院された方の症例紹介です。



①来院までの経緯 (56歳 女性)
3年前、介護ヘルパーの仕事中、腰を捻り、ぎっくり腰になった。腰に激痛が発生し、整形外科を受診し、レントゲン上、特に異常なく鎮痛剤と湿布を処方された。しかし、その後も腰の痛みはとれず、牽引や整体など色々試してきたが、改善が見られなかった。最近、また腰に強い痛みを感じ動けなくなったので、当院へ来院された

②治療経過
初診時は、ゆっくり歩くことしか出来ず、イスに座るのも辛そうで、「仕事も休めないのでこの激痛を何とかして欲しい」と切実な思いを訴えられていました。硬膜外ブロック注射を週1回約1ヶ月間実施した結果、腰の激痛や長年の重だるさがなくなり、これで仕事も続けれると喜んで頂きました

③考察
ぎっくり腰は正しい初期治療を誤ってしまうと慢性の腰痛症になりかねません急性腰痛の初期治療には椎間関節ブロックやトリガーポイント注射が非常に有効で、仙腸関節の捻れを取り除くAKA療法も効果的です。慢性化してしまった腰痛には硬膜外ブロック注射が大きな効果を示します。"長年の腰痛が約1~2ヶ月の硬膜外ブロック治療で治る"という信じがたい症例がペインクリニックではそう珍しい話ではありません


投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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