クリニック通信ブログ

2013.05.07更新

かわたペインクリニックの来院の多い症状2位は「頚椎症・肩こり」です。
今回は寝違えなどの頚椎疾患の患者様の症例です。
ご参考にして頂き、気になる症状がある方は一度ぜひご来院下さい

①来院までの経緯 (48歳 男性)
1年前朝起きたら首に激痛が走り寝違えだから安静にしていれば改善すると思っていたが、日ごとに痛みが増し首を回すことが出来ないので、整形外科を受診し湿布と痛み止めを処方された。しかし、その後頻繁に寝違えを起こすようになり、今では腕や指先の痛みと痺れが常に感じられ、日常生活が辛くてしょうがないと来院された。
②治療経過
初診時、日常生活に支障を来す程、痛みが強かったため、週1回約2ヶ月硬膜外ブロックを行って痛みが劇的に軽減されました。その後は寝違えたらすぐトリガーポイント注射を行うことで現在は痛みも痺れもなくなったと喜んで頂いています。
③考察
寝違えや首の筋違いは、普段の姿勢の悪さや疲労の蓄積による血行不良や筋肉の硬直によって起こるので、寝違え直後は、血行を良くして筋肉を和らげるトリガーポイント注射が大きな効果を示します。しかし、慢性化してしまった頚椎症(椎間板や頚椎関節などの変化)による痛みや痺れには、痛みの悪循環を断つ硬膜外ブロック注射が非常に有効となります。

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投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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