クリニック通信ブログ

2013.05.13更新

かわたペインクリニックの来院の多い症状2位「頚椎症・肩こり」です。
今回は慢性の肩こりに悩んでおられた患者様の症例です。
ご参考にして頂き、気になる症状がある方は一度ぜひご来院下さい。




①来院までの経緯 (52歳 女性)
長年、肩こりと頭痛に悩まされ来院されました。職場で神経を使うことが多く、夜勤もあり、人間関係のストレスも重なって、肩こり以外に頭痛も毎日起こる状態で、ひどい時は吐き気や嘔吐があるとのことでした。毎日、鎮痛剤を服用し、色々な病院や整体などを転々としたが、5年間症状が改善されず、ひどくなる一方なので、かわたペインクリニックがペインクリニックと心療内科の両面からアプローチが可能と知り、来院されました。
②治療経過
星状神経節ブロック注射と心療内科の心理療法を週1ペースで約3ヶ月間行うことで、ひどい頭痛と吐き気が軽快されました。その後、肩こりがひどくなる前に週1~2回トリガーポイント注射を行うことにより、長年の肩こりからも解消されたと喜んで頂き、継続治療されてます。
③考察
肩こりはストレートネックよりも実際は筋肉疲労による血行不良や関節の機能異常が筋肉収縮を引き起こすことにより生じると言われます。更に、ストレスなどで自律神経のバランスが崩れ血液循環が滞ることで肩こりが悪化するので、血流改善と自律神経のバランスを整える星状神経節ブロックは慢性化した肩こりや頭痛に非常に効果的です。心因的肩こりには当院心療内科で行う自律神経を調整する心理療法が有効です。


投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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