クリニック通信ブログ

2013.05.21更新

<心療内科でよく処方する薬について>
かわたペインクリニック心療内科
では、次のような脳や神経に働きかける薬を処方することがあります。
ここではそれぞれの薬の特徴を紹介します。
①抗うつ薬
名前の通り、うつ病や抑うつ状態の治療に使う薬です。しかしその中にはパニック障害や強迫性障害などそれ以外の疾患にも効果のあるものがいくつかあります。また一部の抗うつ薬は慢性的な痛みに対して優れた治療効果を持っています。

②抗不安薬

不安や緊張を和らげる働きのある薬です。効き目の持続する長さや効果の強弱でグループに分けることができ症状に合わせて選択します。睡眠をサポートする目的にも使用することがあります。
③抗てんかん薬
けいれんを抑える働きのある薬
です。一部の抗てんかん薬は、気分の波を穏やかにする目的に使用することがあります。又、痛みに対して優れた効果のある抗てんかん薬もあります。

④睡眠薬
不眠症には幾つかのタイプがあります。睡眠薬にもいろいろなタイプのものがあり、効果の持続する長さや特徴によって不眠に合わせた使い分けをします。

心療内科で処方する薬は、色々なメンタル疾患や症状の治療に使用します。もちろん、痛みに合併した不眠や不安、抗うつ症状等の治療にも効果があります。そしてその薬の中には痛みそのものに対して優れた効果がある薬もあります。心療内科の薬を上手に使用していくことによって痛みの治療はもちろん、ときには必要に応じて痛みに付随するメンタルの症状も合わせて総合的に治療をしていくことが可能です。


投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

entryの検索

カテゴリ

かわたペインクリニックかわたペインクリニック診療内容
心療内科クリニック通信ブログ
医療機関の方へ求人情報
リンク集Facebook