クリニック通信ブログ

2013.09.02更新

慢性痛は漫然と痛み止めだけを飲んでいても治りません。
消炎鎮痛剤(一般的な痛み止め)は急性痛には効きますが、炎症を伴わない痛みや慢性痛には効きません。
最近、日本では、慢性痛に対する治療薬の選択肢がようやく充実し、先進国の中では最も遅れて、オピオイド鎮痛剤が保険適応として認可され、使用範囲がかなり広がりました。
オピオイド薬は、ニュース等で報道される"乱用麻薬"とは全く別のもので、専門医師に正しく処方されれば依存症になったりする事はありません。日本には誤った知識がまだ多く、痛みの治療が欧米に比べ大きく遅れている原因の一つとなっています。



投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

entryの検索

カテゴリ

かわたペインクリニックかわたペインクリニック診療内容
心療内科クリニック通信ブログ
医療機関の方へ求人情報
リンク集Facebook