前回に引き続き、最近の骨粗しょう症の治療について、お話ししたいと思います。
今回は、最新の骨粗しょう症の検査法についての特集です。
検査と言えば、前日から絶食で検査当日も長時間かかり面倒なイメージがある方が多いかもしれません。
骨粗しょう症の検査は非常に簡単に行えるようになりました。
血液や尿を検査することで骨の健康状態を調べることができる"骨代謝マーカー"は骨の新陳代謝の速度を知ることができます。
食事等の影響は受けないので検査前当日の食事に気を配る必要はありません。
又、人差し指の根元の骨をアルミニウム板と一緒にX線で撮影する"MD法"は写真の影の濃度を分析し骨密度を測ります。
両手を板の上に乗せるだけで、ベッドに横になる必要もなくとても簡単な検査です。