クリニック通信ブログ

2014.05.03更新

今回は、かわたペインクリニックの中の『慢性疼痛緩和プログラム~精神療法~』についてお話していきたいと思います。


まずは、「慢性疼痛のメカニズム」についてお話しします。

慢性痛は、もはや損傷を知らせる警告の役割が全く無い、無意味で不必要な痛みです。
痛みの警報を発する必要がないのに脳が勘違いしている状態です。
肉体の損傷の有無に関わらず痛みが続いている状態が 「慢性疼痛」 です。

痛みが続くと、条件反射のように脳が痛みを記憶してしまいます。
脳が痛みを覚えてしまうのは、 悪い意味で脳が痛みを学習し痛みがクセになってしまうからです。
このような記憶された痛みが 「慢性疼痛」 です。

痛みを正しく理解し、脳が覚えてしまった「痛い」という悪いクセを修正していく必要があります。





投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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