クリニック通信ブログ

2014.05.17更新

前回お話ししました通り、痛みの原因に気づくことが出来たら、次は痛みをコントロールする方法を習得しましょう。

自分で痛みをコントロールし痛みに支配される側から痛みを支配する側に立ちましょう。

痛みに対する脳の誤りに気づき、自分の考えと行動を変えて、脳のエラーを書き換える。
これが当院の慢性疼痛緩和プログラムの中の精神療法です。

不快な症状が続くと、誤った考え方や行動のクセが自然と身に付いてしまいます。
誤った自分のクセに気づき、症状の解消につながる新しい課題に積極的に取り組み、正しいクセを身につける。
これが当院の慢性疼痛を克服するための精神療法です。

身体の痛みなのに心理療法?
「私の痛みは心の問題じゃない!」
と思うかもしれませんが精神療法といっても慢性痛が 「心の病気」 と言う訳ではありません。


体の痛みを感じるのは脳であり、脳の認識が心です。
脳と体は相互に影響を及ぼし合っているので脳が関係しない痛みはありません。


慢性痛は体の痛みであると同時に痛みを学習してしまった脳の認識の病気なのです。
「痛みを感じるのは脳であり、痛みを治すのも脳なのです。」
いかに脳の認識を痛みから遠ざけ、痛みに執着せず忘れられるか、それが慢性痛を克服するためのポイントになります。


かわたペインクリニックでは他の「慢性疼痛緩和プログラム」も用意しています。
ぜひ、受診下さい。




投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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