クリニック通信ブログ

2014.10.19更新

今回は「③心因性の痛みの治療薬と痛みのメカニズム」と「④脳や脊髄の痛みの治療薬と痛みのメカニズム」についてお話ししていきたいと思います。

「心因性の痛み」とは、神経・体にはあまり問題ないのに痛い、心理的問題・社会的要因等多くの要素で成り立つ痛みなどを言います。
これら痛みは薬物療法だけでなく精神療法を同時に行うと有効です。
 


また、「脳や脊髄の痛み」は、交通事故等で、脳や脊髄が損傷して感じる痛みなどを言います。
これらの痛みは、薬では取り切れない痛みが残ることもあり、考え方や意識・行動の工夫も大事と言われます。


以上のように「痛み」と言ってもいくつもの種類があり、また実際にはそれらが様々な割合で組み合わさっています。
そのため、痛みの治療は、原因に応じた治療が必要となり、内服薬や神経ブロック注射、理学療法、精神療法などを上手に組み合わせた、総合的な治療が必要となります。



投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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