クリニック通信ブログ

2014.11.10更新

前回は、腰痛の多くは「仙腸関節」という腰痛治療のカギを握る関節がねじれてひっかかり、関節の周りの筋肉が凝り固まり動きが悪くなったせいで、痛みやしびれが起こるという話をしました。

この仙腸関節のひっかかりやねじれを修復しない限り、関節の動きは元に戻りませんし、そのまま放置しておくと、骨盤の後ろ辺りの腰に強い痛みが出現し、太ももの裏側から足先のしびれや痛みが生じます。

一般的に、椎間板ヘルニアなどに特徴的な症状とされてきた痛みやしびれの大部分が仙腸関節の機能障害による可能性があります。

又、仙腸関節は、従来「動かない関節」と信じられてきました。

「動かない関節」には"機能障害は起こらない"だから"腰痛の原因になるはずがない"というのが、医学界の定説でした。

しかし、現在は、仙腸関節は「動く関節」で、これらの仙腸関節のひっかかりを元通りに戻してあげれば、仙腸関節の機能障害は治るという考えが主流になってきました。



投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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