クリニック通信ブログ

2015.11.29更新

3.睡眠薬より良い薬 ~痛みで眠れないとき~
①トリプタノール(一般名アミトリプチリン、抗うつ薬に分類)
●慢性の痛みに大きな効果があり、痛みの治療薬としても処方。
●長い間(24時間)効果が続くため、1日1回の服用でOK。
●胃を荒らさず、服薬は食後だけでなく、いつでもOK。
●副作用の1つに眠気があります。

夕食後から寝る前までの間に服薬することで、不眠も改善され、慢性の痛みの治療にもなります。

②ランドセン・リボトリール(一般名クロナゼパム、抗てんかん薬に分類)
●痛みやしびれを和らげる作用があり痛みの治療薬としても処方。

●強い不安を和らげる効果があります。
●胃を荒らさず、服薬は食後に限らず、いつでもOK。
●副作用の1つに眠気があります。

睡眠前の服用で、痛みに伴う不安にも効果があり、痛みと疼痛による不眠を改善します。

眠気の副作用も、慢性の痛みによる二次性の不眠に対して、上手に服用すれば、有益な効果があります。

結果として、余分な睡眠薬を増やさずに済みます。

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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