クリニック通信ブログ

2016.11.15更新

パニック障害の治療の行動療法についてです。
②行動療法
パニック発作がなくなるだけではパニック障害は治っていません。
予期不安(=発作に対する不安)がなくなって初めて治ったと言えます。
予期不安をなくすために、避けていた場所や状況に少しずつチャレンジします。
それを行動療法と言います。
この治療法は、無理なくあせらずに進めていくのがポイントです。
当院では「目標チャレンジレベル表」を患者様と一緒に作成し、次までの目標を決めて治療を進めます。

<自分でできる治療の工夫>
'病気や治療のことを正しく知っていこう'と思う意識がとても有効です。
それがあるだけで、治療の効果は何倍も違っていきます。
例えば、病気の特徴を知ることで、適切なタイミングで薬を使うことができ、発作の予防もできます。
'行動療法'は患者様が主体となって実行できる一番の工夫です。
すればするほど自信が付き、症状が改善していきます。
発作を起こさないためには規則正しい生活も大切です。
睡眠不足や疲労がたまりすぎないよう工夫しましょう。



投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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