クリニック通信ブログ

2016.12.22更新

パニックと慢性疼痛の共通点についてお話します。

2.治療の共通点
パニックの場合、「パニック症状の要因が不安である」と、必ずしも最初からわかっているとは限りません。
治療を続ける中で、少しずつ「パニック症状の要因が不安である」とわかってきます。
それに対し、適切な対処法を身につけることができると、パニックの症状が良くなっていきます。
「慢性疼痛の場合も、最初は不安が痛みの原因である」とは思っていない場合が多いです。

「不安が疼痛に関係している」とわかりその対処法を身につけると、痛みが改善していきます。

このようにパニックと慢性疼痛には、治療の考え方にも共通点があります。

また、"パニック"にも"慢性疼痛"にも「認知行動療法」の治療が有効であることも共通しています。
"パニック"の薬が"慢性疼痛"に効果がある場合もあります。
「慢性疼痛」でお悩みの方で"不安が強まると痛みも強くなる"という方は、どうぞお気軽にご相談ください。



投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

entryの検索

カテゴリ

かわたペインクリニックかわたペインクリニック診療内容
心療内科クリニック通信ブログ
医療機関の方へ求人情報
リンク集Facebook