クリニック通信ブログ

2018.01.09更新

どんな症状(‘熱が出た’、‘口が痛い’など)にも、その前に必ず何かのエピソードがあります。

そのエピソードの結果として症状が起きています。

例えば「風邪」の場合はどうでしょう?

①‘傘を忘れて、ずぶぬれになり家に帰った’

→②‘家に帰ってからもずぶぬれのままでいた’

→③‘風邪をひいて熱が出た’

風邪をひいて、熱が高い時は、解熱薬を飲みます。

しかし、それは根本的な治療ではありません。

風邪には、安静と休養が治療になります。

熱は風邪が治れば自然に下がります。

このような一連の症状の経過を、いつも「川の流れ」のように感じてお話します。

① は上流を流れる川、

②は中流を流れる川、

③は海の直前の河口、

という感じです。

 

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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