クリニック通信ブログ

2018.02.19更新

3.“運動器エコー(超音波)”の特徴
①軟部組織(靭帯・筋肉・腱等)を観察することが可能
MRIやCTよりも鮮明な解像度の画像が得ることができる
②被曝の心配もなく、無侵襲で、繰り返し使用が可能である
スポーツ業界でも、ドーピングの心配もなく、2020年オリンピックに向けても使用が加速される 
③手軽に日常診療ですぐ使用できる
ポータブル化やデジタル化が進み、医療のさまざまな場面で、活躍ができる
④静止画ではなく、リアルタイムで、動画の画像を見ることができる
体の運動器は「動く器官」のため、動きを評価できる方が良い。リアルタイムで動きながら画像を確認できるエコーは適している。
⑤健康側部位と患部側部位のどちらも撮影が可能で、その対比も容易にできる
レントゲンと違い、被爆もないので、患部側と健康側のどちらの撮影も可能である。その対比の説明も容易である。 
⑥診療時間の短縮(運動器エコーは「第二の聴診器」といわれている)
聴診器のように、リアルタイムで、診断・治療を短時間でこなすことが可能である。
⑦医療費の削減に寄与している
時間や人手がかからないエコーは、医療費削減に大いに貢献している。
⑧その場で治療を完結することができる「ワンストップメディカルケア」が可能です
MRIやCTのような検査を他の施設に依頼することがなく、エコーがあれば、その場で治療が完結することができる
⑨患者の満足度が向上する(エコーは強力なコミュニケーションツール)
医師と患者が、画像の情報を共有することによって、円滑な治療が可能である。
⑩エコーは、診断だけでなく、治療にも使える(エコーをみながら、ねらった部位に正確に注射することが可能)
診断から、即治療につなげることができることこそエコーの最大のメリットです。

 

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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