2.ストレスとストレッサーについて
一般的に、不快な刺激をストレスと呼び呼びますが、本来は、不快な刺激によって生じる反応の方が元来の‘ストレス’です。
では、不快な刺激の方は何と呼ぶのでしょうか?
不快な刺激の方は、‘ストレッサー(=ストレス因)’と呼びます。
さきほどの例文を言い直すと、次のようになります。
「仕事がストレッサーで眠れない(不眠=ストレス)」、
「人と会うことがストレッサーで胃が痛い(胃痛=ストレス)」、
ストレッサーは‘不快’という主観性を含む概念のため、何がストレッサーになるのかは、人にって異なります。
`うるさくて不快だな’と感じる鉄道の音も、電車好きには`たまらなく好ましい音’と感じるかもしれません。