クリニック通信ブログ

2018.11.29更新

当院の来院理由としてもっとも多い第1位は、『腰痛』です。

日本では、4人に一人が「腰痛」と言われ、もはや国民病と言っても過言ではありません。

主な腰痛の症状は下記のとおりです。

①仙腸関節症、

②腰椎椎間板ヘルニア、

③腰部脊柱管狭窄症、

④坐骨神経痛、

⑤変形性腰椎症、

⑥骨粗鬆症による腰痛

⑦慢性腰痛⇒「慢性腰痛」の原因の中で、約2割の方は「原因が特定できる腰痛」ですが、残りの8割の方は、内臓疾患や画像診断(レントゲン)では異常がわからない「原因が特定できない腰痛」といわれています。

また、「慢性腰痛」は“骨の変性”と“痛みの原因”が必ずしも一致しないために、従来の「画像診断主体の治療」では効果がみられません。

 

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2018.11.22更新

2. 痛みの役割とは?

②何らかの気持ちを伝える役割~

「不安」・「怒り」・「恐怖」などの“マイナスの感情”は、脳で「痛み」に置き換わって感じることがあると、最近の研究でわかってきました。

痛みには「①体の異常を知らせる役割」とは他に「② 何らかの気持ちを伝える役割」もあると考えてみてはどうでしょう?

あなたのその「痛み」は何らかの気持ちを伝える役割で起きていて、もしかするとあなたの気持ちのサインのあらわれかもしれません。

原因不明の慢性痛の方は、一度、以下のことをチェックしてみてください。

●初めて痛みを感じた時や痛みが増強した時、ショックな出来事や何か強いストレスがなかったか?

●痛みを少し楽に感じる時、不安・怒り・恐怖などのマイナスの感情がやわらいでいないか?

●痛みが強まる時に、不安な気持ちや嫌な気持ち、恐怖の気持ち、怒りの気持ちが強まっていないか?

発想の転換するこで治療の受け方に変化を及ぼし、出口が見えない慢性痛を和らげることがあります。

 

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2018.11.15更新

2018年11月5日(木)に発行された「週刊ポスト」に当院の記事が掲載されました。

今回は、前回「週刊ポスト」に当院の記事が掲載された『その痛みの先にある厄介な病気』の特集の第2弾で、今回は『その痛みの先にある「危ない病気」』について“膝と腰の痛み”に関する当院の記事が掲載されました。

ネットニュースの「NEWSポストセブン」(無料)のライフ欄の「ズキズキ、ビリビリ… その痛みの先にある危ない病気は何?」の記事でもご覧いただけます。

こちらをクリックしてください。

ぜひ、ご一読ください。

週間ポスト②

 

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2018.11.08更新

1. 痛みの役割

①「体の異常」を知らせる役割

慢性痛の方は、‘いつまでこの痛みは続くのだろう?’や‘この痛みはもう治らないのではないか?’という考えが、特に、痛みが強まる時に浮かび、不安・怒り・恐怖などの気持ちが強まるという話をよく聞きます。

このようなマイナスの感情をもたらす‘痛み’の役割は何でしょうか?

一般的に思い浮かぶのは「体の異常を知らせる役割」と思います。

痛みが「体の異常を知らせる役割」と考えれば、痛みを感じた部位の専門の診療科を受診して、その診療科で何らかの異常が見つかり、治療して治癒すれば「痛み」の役割は大成功です。

かし、慢性痛が続く方の中には、その痛みを感じる部位に異常がない、その痛みの強さに見合う問題がない方がいます。

じつは、‘痛み’はそれほど精密な感覚ではないのです。

「癌のように重篤な病気でも痛くない」こともあれば、「どこも異常がなくても痛い」ということがあります。

 

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2018.11.01更新

かわたペインクリニックは、2018年11月1日で、おかげさまで15周年を迎えることができました。

かわたペインクリニックでは、“日常の軽い痛み”から、かかと痛や突発性難聴、顔面痛・手痛・肋間痛・神経障害性疼痛などの特殊な痛み、難治性の痛み、慢性痛でお悩みの患者様に対して、ペインクリニック(麻酔科)・リハビリテーション科(理学療法)・心療内科を併設し、「チーム医療」が実施できる体制を整えています。

また、2018年から初診の予約枠を新たに設置しました。

初めてご来院の際やご紹介いただく際にご利用ください。

 

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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