足関節痛・足関節炎・かかと痛

かかと痛

かかと痛とは?

「踵(かかと)が痛い」「足の裏が痛い」と理由が分からず悩んではいませんか?
かかと痛が、 厄介なのは使うのを控えようと思ってもかかとや足裏を完全に使わないで生活することができないため、痛みが長引きやすいです。

かかと痛の原因

普段の生活において、アスファルトやコンクリートなどの生活によるかかと痛、 マラソンやダンスなどのスポーツによるかかと痛、肥満気味、足底筋膜の筋力が低下(男性40歳・女性50歳以降)による足底筋膜炎が原因でかかとに痛みを抱えやすい傾向にあります。この他にも、坐骨神経痛や踵骨骨端炎(しょうこつこったんえん)、踵骨骨髄炎(しょうこつこつずいえん)、単発性骨嚢腫(こつのうしゅ)によるかかと痛もあります。
しかし、何もしていないのに、踵が痛い方、例えば朝起きて急にかかとが痛いのに気が付き、その後何ヶ月も痛みに悩まされるなど、実はこういう何故かわからないが、いきなりかかとが痛み出したという方が一番多いのです。当院では、原因不明のかかと痛に対しても患者様に最新の様々な治療方法を用意しております。
下記3つの要因に当てはまらない場合、原因不明のかかと痛の可能性があります。

原因要因1
指上げ歩き

足指をしっかり接地せず歩く人はかかとに大きな負担がかかります。 足指、足指付け根、かかとの3点に分散し体重がかかるべきが、指上げ歩きをしていると足指付け根とかかとの2点に集中的に負荷がかかる上、重心がかかとに移動するため痛くなります。

原因要因2

靴底の固い靴をはいて長時間アスファルトやコンクリート路面を歩くことの多い人は、相当な負荷がかかとへ加わり、炎症を起こし、歩ける状態でなくなることがあります。

原因要因3
体重増加

体重増加は、かかと痛の原因として多く見られます。 特に短期間に太るとその体を支える筋肉の耐久力が追いつかない為、その衝撃に耐え切れずに発生します。

かかと痛の治療

かかとはどうしても刺激を受け続ける部位であるため、痛みが少しマシになっても無理をすると再発するケースがあり、痛みが長期化し、色々な病院を転々とする場合が多いです。当院はそんな原因不明のかかと痛や慢性化したかかと痛に対する治療が可能ですので、安心してご来院下さい。

トリガーポイント注射

筋膜痛の引き金となる圧痛点(トリガーポイント)は、東洋医学でいう経穴(つぼ)に一致することが多く、そのトリガーポイントを見つけて注射をします。

レーザー治療

当院は、痛みレーザーの治療器としては最高出力の物を使用します。出力が高いと短時間で高い効果が出せます。神経や血液循環を正常に戻す作用があり、治癒力や免疫力を高める治療を行います。
注射が苦手な方でも安心して受けられる治療法です。

リハビリ(理学療法・物理療法)

理学療法士による理学療法、レーザー照射(当院のレーザーは、痛みの治療器としては最高出力のものを使用しています。出力が高いと短時間で高い効果が出せます。神経や血液循環を正常に戻す作用があり、治癒力や免疫力を高め、注射が苦手な方でも安心して受けられる治療法)などの物理療法が効果的です。

手技療法

足関節の動きを正常にする関節リリース療法や関節アプローチ療法、生体の流れを正常にする遠絡療法などの東洋医学も効果的です。

関節リリース療法

神経ブロックなどの注射で筋肉をゆるめ血行を良くしたあと、手技でさらに関節の動きを良くします。注射と併用してこの手技で関節の動きを正常にすることにより、足関節が原因で起こる痛みやしびれを軽減します。

関節アプローチ療法

関節の動きを正常化させることにより、痛みを軽減する手技療法です。
痛みの原因となる関節を手技により正常な状態に回復し、足関節が原因で起こる痛みやしびれを取り除き、関節の運動障害を改善します。

遠絡療法(ENRAC療法)

体の二点を同時に押すことにより、元のきれいな生体の流れを取り戻し、人間が本来持つ治癒力を有効に引き出します。生体の流れを良くすることで、身体の痛み・重み・しびれを取り除く治療法です。また、自律神経のバランスを調整し、不定愁訴を改善します。かかと痛や足関節痛に非常に有効です。

整膚療法

整膚とは皮膚を優しく手指でつまんで引っ張ることで血液・リンパの流れを良くする揉み返しのない優しいマッサージです。
身体の緊張がほぐれリラックスでき、筋肉・内臓・自律神経に良い影響を与えます。

アロマセラピー

アロマオイルを使用したトリートメントにより心と身体を癒し、ストレスで緊張した神経と筋肉をリラックスさせます。リンパの流れを良くすると共に自律神経のバランスを整え、免疫力を高め、筋肉のこわばりを緩めます。

装具療法

装具療法として足底板などもあります。

「かかと痛」の症例1

1来院までの経緯 (45歳 男性、かかと痛歴2年)

仕事中に左かかとに激痛を感じ、近医にて検査の結果、かかとの骨に骨棘(とげのようなもの)が出ているのが原因と言われ、湿布や塗り薬で様子見るも改善しなかった。他院では靴が原因と言われ色々変えるが痛み治まらず、整体や鍼灸に通院しても良くならないため、ネットで調べ来院された。

2治療経過

慢性化したかかと痛は筋肉内にできたトリガーポイント(痛みの引き金)による疼痛である場合が多くトリガーポイント注射が有効であるため、週に2回注射と同時にレーザー治療(神経・筋肉への刺激を軽減し血行改善する)を行ったところ、痛みが緩和された。又、再発予防のため足底板を作成し、関節アプローチ療法(足関節・骨盤の骨の歪みを矯正し体のバランスを良くする)を定期的に行うことで長年の痛みから解放された。

3考察

かかとはどうしても刺激を受け続ける部位であるため痛みが少しましになっても無理をすると再発するケースが多く、痛みが長期化し、色々な病院や治療院を転々とする場合が多いです。当院では慢性化したかかと痛に対する治療を行っていますので、諦めないで受診して下さい。

「かかと痛」の症例2

1来院までの経緯 (50歳 女性、かかと痛歴7ケ月)

これといった原因は思い当たらないが突然右足かかと痛を発症。近くの整形外科でレントゲンや採血など検査をしたが異常はなかった。鎮痛剤と湿布を処方されたが全く痛みが緩和されず、最近では右だけでなく左かかと痛もあり歩行が辛くなってきた。当院が痛み専門の病院と知り来院された。

2治療経過

 トリガーポイント注射とレーザー治療を行い、左かかと痛は軽減されたが、右かかと痛が残っているので、原因不明の難治性のかかと痛に劇的な効果を示す東洋医学に基づいた遠絡療法を注射と併用して行うことにしました。歩行もラクに出来るようになり日常生活に支障を来さないレベルにまで痛みが低下したと喜んで頂きました。遠絡療法は生体の流れを正常にすることで痛みを解消し、今までどんな治療にも反応しなかった方にお勧めの治療です。


3考察

かかと痛に悩んでいる患者様は意外と多く、そのほとんどが原因不明のかかと痛に苦しむ患者様です。原因不明のかかと痛は一般的治療に反応しにくく、有効な治療があまり知られていないので、どうしていいのかわからず途方にくれている方が多いようです。当院は原因不明のかかと痛に対する診断・治療が可能ですので、安心してご来院下さい。

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