クリニック通信ブログ

2016.11.22更新

パニック障害の治療の認知療法についてです。
③認知療法
`認知'とは、'事実の出来事に対する受け取り方や考え方'という意味になります。
誤った認知や好ましくない認知があれば、それを治療に役立つ認知に修正していきます。
それを認知療法と言います。

例えば次のような話です。
★事実の出来事
行動療法でスーパーに行った。ドキドキした。 
→好ましくない認知
 ドキドキしたから、もうスーパーに行かない。 
→修正された認知 
ドキドキしたけどスーパーに行けて良かった。(今度は頓服を工夫してまた挑戦しよう)

<まとめ>
時間はかかっても、パニック障害は克服できる病気です。
治療は患者様との共同作業です。
症状を一緒に見つめ、一緒に対処法を探していきましょう。



投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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