心因性の腰痛とは③
2015.01.26更新
今回は「痛みと向き合う・痛みと共に暮らす姿勢」についてお話ししたいと思います。
痛みの治療の目標の究極は「痛みゼロ」です。
しかし、慢性の痛みでは「ゼロ」が困難なことがあり、生活の状況に合わせて段階的に目標を設定することが大切になります。
痛みの強弱や原因にばかりとらわれ、治療の目的がぼやけたり、精神が不安定になり日常の生活に支障が生じることがあります。
痛みの治療は一つの治療や薬剤で簡単に治まる場合もあれば、非常に難しい場合もあります。
もちろん、強い痛みを我慢する必要はありませんが、全ての痛みを体から取り除きたくても、出来ないことがあることも理解し、痛みと向き合い、痛みと共に歩む気持ちで生活することも大切になります。
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