クリニック通信ブログ

2018.02.08更新

1.“エコー(超音波)時代”が到来した背景
運動器診療(骨・関節・筋肉・神経・腱・靭帯・血管等)は、近年、骨を中心に考える「レントゲン時代」から、その場で患部を直接診て、治療につなげるという「エコー(超音波)時代」へと時代は。変わりつつあります。

今まで、画像診断の主役は、レントゲン(X線)が画像診断の第一選択という時代が長く続きました。

しかし、レントゲンは骨しか見えず、いくつかの方向から撮影した画像を元に、二次元の平面図から、三次元を推測する必要があります。

そのため、読影者により情報が異なることもあります。

それらをカバーするために作られたMRIやCTも、機械そのものの価格が高額で、検査料も高く、その上、検査の待ち時間は長く、被曝の問題から短期間で繰り返し検査ができません。

最近、画像診断の装置は日進月歩の進歩をみせ、特に、超音波は急速に普及が進んでいます。

その背景には、これまでのエコー(超音波)では見ることができなかった運動器の構成体(腱・筋・血管など)が、MRIやCTを超える鮮明な解像度の画像として、リアルタイムで得ることができるようになったことがあります。

今やエコー(超音波)は運動器診療にとって欠かすことができない重要なツールとなっています。

 

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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