クリニック通信ブログ

2012.09.21更新

<変形性膝関節症の治療法>
  『寒くなると膝が痛い』『階段の上り下りの時に膝に違和感を感じる』という方多いのではないでしょうか?

これらは膝痛の初期サインです。
①約6割の人が膝に違和感
②4人に3人が膝の痛みを我慢
③要支援の原因で関節症は老衰に次いで第2位

日常生活に重大な影響を与えながら「年だから」と我慢する人も多い中高年の膝の痛み。その原因で最も多いのが、膝関節の軟骨が磨り減り、関節の炎症や変形を生じて強い痛みなどが起こる「変形性膝関節症」です。
 「変形性膝関節症」早期治療が大切で、早めの対処によって改善も期待できます。しかし、変形性膝関節症の特徴は、進行が非常にゆっくりであるということです。そのため往々にしてひどい痛みが生じるまで放置され易く、また「年のせいだから」と治療をあきらめてしまったり、自己流の治療をしてしまう方が多いと言われています。初期サインを見逃さず、膝に違和感を感じたら早期来院を心がけましょう。また、自立したシニアライフのためにも、膝の健康は大切な問題です。介護予防という観点から運動器の老化は避けられなくても、早期治療を受けることで障害にまで進行することは予防できます早期の治療で、心身ともに充実した自立したシニアライフを送りましょう
《変形性膝関節症の治療法》
① 薬物療法
炎症や痛みを抑える消炎鎮痛剤や抗炎症薬、
筋肉の緊張を和らげる筋弛緩薬、湿布・塗り薬等。
② 膝関節内注射 
変形性膝関節症に最適な治療法で、既に20年
の歴史を持つ広く普及した治療法です。注射することで痛みを抑えるだけでなく、病気の進行の抑制が期待できます。軟骨の成分であるヒアルロン酸を膝関節内に注入することにより、膝の動きを滑らかにし、痛みを軽減します。膝にたまった水を抜いたり、炎症を抑えるステロイド剤と局所麻酔薬の混合液を注射し、疼痛を和らげる場合もあります。
③物理療法
高周波(筋肉収縮)治療器やキセノン光による温熱療法、膝関節の圧痛点・経穴にレーザー照射など。
④ 徒手療法
膝関節矯正の関節アプローチ療法、

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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