
今日は当院の内科の清美先生と一緒に東洋医学会関西支部会に参加しました。
東洋医学会は主に漢方薬、鍼灸治療による治療の学会です。
千里中央の駅の近くの会議場で行われました。
興味深い企画がありました。
一人の先生が症例を提示し、それに対して3人の東洋医学の有名な先生がその症例について東洋医学的に分析して漢方薬を決定する過程の違いを比較するというものです。
提示された症例は実際にあったもので漢方薬を色々と処方して最終的に良くなったもので、"回答"のようなものが一応用意されているけれども、その処方は知らされていません。
3人の先生がそれぞれに処方の組み立て方を詳しく解説されて最終的には「自分ならこの漢方で」というものを導いていく過程はどの先生も見事なものでした。
東洋医学は独自の考え方があり一つの医学体系ですので、少し勉強したらすぐできるものではありません。少しずつ自分で納得の行く考え方ができるように日々精進して行こうと思います。