クリニック通信ブログ

2013.06.01更新

今回は、かわたペインクリニックの来院の多い症状第3位「帯状疱疹後神経痛」の症例1例目です。
帯状疱疹後神経痛になられてあまり日が経過してない患者様のケースです。
帯状疱疹後神経痛がこんなに当院に来院されてるとは思わなかったとおっしゃることがよくあります。
皮膚科に行って帯状疱疹は良くなったが、後の神経痛が良くならないという方はぜひご来院下さい。




①来院までの経緯 (64歳 女性)
左腹部にヘルペスが発症し、皮膚科で帯状疱疹と診断された。薬の処方で、湿疹と痛みが一旦無くなったが、1週間後再び痛みが激しくなり帯状疱疹後神経痛と診断され皮膚科の紹介でかわたペインクリニックを受診された

②治療経過
初診時は、帯状疱疹後神経痛による刺し込むような痛みが数分感覚で起こり、その度に痛みをこらえる動作をし「夜も眠れなく生きているのが辛い」と訴えられていました。神経の過剰興奮を抑え痛みを緩和する塗り薬以外に、硬膜外神経ブロック注射を週1回実施し、治療をする度に痛みは軽快していき、約1ヶ月治療を行った時点で、ほとんど痛みを感じなくなったと喜んで頂きました

③考察
帯状疱疹発症から出来るだけ早期に神経ブロック治療を行えば痛みが軽くなるだけでなく、後遺症の神経痛に移行するのも防げるので、早期に受診して頂くことが重要となります。


投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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