あけましておめでとうございます。
かわたペインクリニックでは、麻酔科医・精神科医・理学療法士・看護師が各々の観点で痛みを評価する多角的評価を行います。
また、神経ブロック療法・薬物療法・理学療法・手技療法・心理療法などを用いた集学的アプローチも行っております。
総合的な痛みの治療を目指しさらに精進して参ります。一層のご指導ご鞭撻の程お願い申し上げます。
さて、新年一番の特集は、「最近の骨粗しょう症の治療について」です。
骨粗しょう症は怖い病気です!骨粗鬆症は骨が弱くもろくなるため骨折を引き起こし、寝たきり、要介護となる原因の第2位を占めています。
骨粗鬆症患者数は1280万人(日本の10人に1人)、その中で治療を受けているのはたった3割と言われています。
軽く見られがちな病気ですが、さらに怖いのは、発症すると死亡リスクも高いということです。寝たきりになると5年生存率はガンより低いと言われます。
骨粗しょう症が、生死に関わる病気であるということとその有効な治療法について、意外なほど知られてないため、最新の検査や治療を紹介したいと思います。