クリニック通信ブログ

2014.04.15更新

今回は、慢性疼痛の痛みはコントロール可能ということについてお話ししたいと思います。

人が感じる痛みの強さは、生じている体の傷の量に直接的に関連しているという考え方がありますが、この理論では痛みは傷が治ればなくなるはずです。

しかし、この理論には当てはまらないことがいくつもあり、問題があります。

そこで、体の傷から脳に送られてくる痛みの情報量は「感情・思考・活動」などの色々な要素によって調整されるという考え方ができました。

多くの方は、痛みはコントロールできないと考えていますが、慢性疼痛の痛みは「感情・思考・活動」により増減することから「感情・思考・活動」をうまく取り扱うことによって痛みはコントロール可能であることがわかります。

長期間続く痛みは大変苦しいものですが、まずは、痛みが自分のコントロール下にあるということを認識することが重要です。

かわたペインクリニックでは、痛みをコントロールすることにより「慢性疼痛のサイクル」を断ち切る方法を指導しています。

ぜひ受診下さい。





投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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