‘口が痛い’という身体の症状症だった場合で考えてみましょう。
例)口内痛:
①‘何でも悪く考える癖がある’
→②医師に、“痛い部分に異常はありません”と言われると、自分は難病でどんどん悪くなるのではと考えてしまう’
→③‘すごく不安になる’
→④さらに‘口が痛い’
何らかの不安をきっかけに生じた「口の痛み」には、通常の鎮痛薬(いわゆる痛み止め)は効果ありません。
そして、①からの川の流れが繰り返され、④の口内痛が増強されます。
しかし、心療内科で抗不安薬を処方され、服用してみると、痛み止め(鎮痛薬)でもないのに、痛みがましになりました。
なぜなら、それは①の川の上流に対処できているからなのです。