クリニック通信ブログ

2017.10.19更新

どんなときに症状は強まりますか?~不安障害編~

今回は、痛みやしびれ以外の身体の症状で‘動悸(=胸がドキドキする)’を例に「どんなときに症状は強まりますか?」の有効活用を紹介したいと思います。

特に、心がときめいていないのに、動悸が強まる場合、‘病気では?’と考えてしまい、内科を受診する場合があります。

内科を受診して「異常がない」と言われた場合、‘何か病気を見逃されたのでは?’と思い、別の内科を受診する人もいます。

その結果、いくつもの内科で「異常がない」と言われ続けている間に、‘きっと自分の病気は大きな病院でしか見つからない特殊な病気なのではないか?’という考えに進化し、出口の見えない迷路に迷い込んでしまう人もいます。

 

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2017.09.28更新

読売新聞購読者月刊誌「Yomiっこ」2017.10月号に当院記事が掲載されました!

「頭痛」に関する特集です。

ぜひ、ご一読下さい。

よみっこ

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~腰痛・肩こり・帯状疱疹後神経痛でお悩みの方はかわたペインクリニックへ~
医療法人 良仁会
かわたペインクリニック
TEL:0742-53-1155
〒631-0036
奈良市学園北1-9-1
パラディII 5F
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投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2017.09.14更新

動悸以外の身体症状でも、実はメンタル疾患から起きるものがいくつもあります。
中でも、不安障害と呼ばれるグループでは、動悸、発汗、息苦しさ、窒息感、胸部の不快感、嘔気、腹部症状、めまい感、ふらつく感じ、寒気、熱感、うずき感など、実は様々な身体症状を起こすことが知られています。
身体症状がメンタルから起きている時'体が原因'という考えに捕らわれ続けてしまうと、循環器・呼吸器・消化器・神経内科、脳外科、耳鼻咽喉科などを繰り返し受診する迷路が始まってしまいます。
「症状○○はどんなとき強まりますか?」を使って、起きる場所や場面に共通点を自ら見つけることができれば、その症状の特徴を正しく知ることができます。
そうすると適切な治療に繋がることができ、迷路から抜け出すことができるのです。

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投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2017.09.07更新

頭、首、肩、腕、胸、背中、お腹、腰、お尻、脚など身体の痛みやしびれで、思っていた診療科で検査を受けても異常がない、治療を受けても良くならない時は、「症状○○はどんな時強まりますか?」の言葉を試して下さい。
①「症状○○はどんなとき強まりますか?」
  ↓
症状が動作に関係あるとき     
●いつも1時間歩くと膝が痛い    
●孫を抱っこすると腰が痛い     
●長時間立っていると足がしびれ、しゃがむとラクになる

  ↓
整形外科・ペインクリニックへ 

②「症状○○はどんなとき強まりますか?」
  ↓
症状が動作に関係ないとき
●出勤前になるとお腹が痛い
●気になることを考えると背中が痛い
●タイミングに関係なく身体のあちこちが痛い

  ↓
「症状○○はいつから強く感じるようになりましたか?」
  ↓
Aさん:上司に強く叱責された頃から。
Bさん:息苦しくなって救急車で病院に運ばれた日から。
Cさん:夫が定年退職し家にずっといるようになってから。
  ↓
心療内科へ



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投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2017.08.24更新

かわたペインクリニックの提携先に、ディサービスと接骨院が出来ました。
「光台ディサービス」と「光台接骨院」です。

ホームページのURLは、http://www.hikaridai-day.jp/です。
詳しくはホームページをご覧下さい。

1.光台ディサービスについて
リハビリ型のデイサービスです。

1日3時間の個別機能訓練に特化したデイサービスです。

食事や入浴はありません。

ご利用者様一人ひとりに、セラピストがマンツーマンで、機械に頼らない訓練を行い、「歩きたい」「外出したい」といった思いをお手伝いさせて頂きます。

※光台ディサービスは、要支援1〜2、叉は、要介護1〜5の介護認定を受けている方であれば、どなたでもご利用いただけます。
 お住まいの地区担当の地域包括センター、叉は、居宅介護支援センターのケアマネージャーにお問い合わせください。


2.光台接骨院について

光台接骨院は、整体・鍼灸院を併設しています。

光台接骨院では、急性期から慢性期まで、お体の辛い症状を包括的にみさせて頂きます。

国家資格の「柔道整復師」の資格を持つスタッフが施術させていただきますので、安心して施術を受けて頂くことができます。

※光台接骨院は、どなたでもご利用いただけます。

光台でぃさ施設は、当院と提携しており、病院レベルのリハビリで活き活きとした毎日・元気な暮らしを応援しています。

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2017.08.17更新

理想的な痛み治療の臨床は、西洋医学のエビデンス(根拠)だけではなく、社会福祉士や心理カウンセラーなどともに、東洋医学に従事する人達の知見も融合するべきであると河田氏は言う。

「痛みの臨床医が、患者さんとこれら痛み治療に関わる多種多様の人たちとのハブ的なかけ橋の中心的役割を担うことが理想だ。」と河田氏はインタビューを括った。


投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2017.08.10更新

但し、解決に至らない点もあると河田氏は続ける。
「患者の心理的要因は、痛みにおいて考慮されるべきものであり、患者の精神状態は、痛みに多大な影響を与えます。
そして、時に患者との直接的なふれあいが、治療に大きな役割を持つこともあります。」と河田氏。
あるとき、河田氏は他の医師が処方した痛み止めが効かないと訴える深刻な痛みを抱えるひとりの男性患者を迎えた。
河田氏は、検査を実施。
その処方が適切であることを確認すると、その患者と30分ほどの時間を割き、痛みの原因や薬効に触れ、彼が適切な薬を服用していること説明した。
患者は、最後に納得し、その日、診察を後にした。
数日後、同じ患者が、再度、診察に訪れたとき「痛みが消失した」と話したという。
患者は、薬効を信じず服用していたため痛みが消失しなかったのだと河田氏は説明する。
患者に薬効への信用を形成させるのも仕事のひとつだと河田氏は言う。

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2017.08.03更新

日本において、痛みの治療は麻酔科学を礎とした臨床医のものとされる。
痛みの治療は、手術を受ける患者の状態をコントロールすることに利用されてきた麻酔科の臨床的延長にあると河田氏は説明する。
「過去20、30年の間、日本では、痛みに特化した臨床医は、片手ほどの数しかおらず、そのため、現在においても、その数は少ないのです。」と河田氏は言う。
しかし、ここ数年変化してきていることもある。
最先端の超音波画像機器やそのほかの画像診断機器が、今までに比べ、簡易に利用できるようになり、整形外科や一般内科などの他科の医師も痛みの治療にあたれるようになってきた。
訓練経験が少なくても、神経や筋肉などのより鮮明な画像が得られるイメージング機器の進歩が医師の治療の助けとなって来ている。

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2017.07.27更新

河田氏は、2003年、奈良の県庁所在地、奈良市に痛み専門のクリニックを立ち上げた。
今では地元だけではなく、所在地から遠く100㎞以上遠く離れた愛知県名古屋市からも患者が訪れるという。
その一つの理由として、「他のクリニックや病院で痛みなどの問題が解決できなかった患者を受け入れる」という点が挙げられるだろう。
また、痛みに特化して治療するクリニックが、郊外に少ないこともあげられるという。
現に、36万人の人口を抱える奈良市でも、ペインクリニックは2件足らずしかなく、3名の専門医しか治療に従事していないと河田氏は話す。
「痛みの治療は疼痛学会が蓄積してきたガイドラインに基づくものもありますが、いまだ各医師の経験や技量、治療スタイルといったものに依る部分も多分にあります。」と河田氏は言う。
「今のところ日本では専門医不足のため患者が自分に合った治療スタイルを選ぶことは叶いません。」

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2017.07.20更新

ジャパンタイムズ(2017.6.2発行)にかわたペインクリニック院長の記事が掲載されましたが、今回から、その記事の和訳を紹介していきたいと思います。

スポットライト~プロフェッショナル~「匠なる痛み治療アプローチ」

踵に痛みを感じたとします。
おそらく、あなたは整形外科や足の専門医を受診するでしょう。
そして、これらの医師は、検査の上、レントゲン画像やCTスキャンなどの指示を出すかもしれません。
そこで、骨や筋肉に異常を認めたのならば、問題は治療をもって解決されるでしょう。
しかし、なんの異常も認められなかったら、数日の痛み止めを処方した後、医師はこう言うかもしれません。
「すこし様子を観ましょう!」。
それでも、痛みが引かなかったら、あなたは路頭に迷うほかありませんよね。
「実際、私たちのクリニックには、そういった多くの患者さんが訪れます。」
かわたペインクリニックの創設者であり、院長である河田圭司医師は、東京でのジャパンタイムズのインタビューでこう語った。
「患者さんは歩くたび痛む足を引きずって来られます。」





投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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