クリニック通信ブログ

2018.03.20更新

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投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2018.03.19更新

3.心療内科の治療
『‘ストレッサー’によって生じた‘ストレス’を少しでも和らげること』が心療内科の治療です。

心療内科で処方する薬は、‘ストレス’を改善するために役立ちます。

しかし、‘ストレッサー’の不快な刺激の程度を小さくする工夫も必要で、それも心療内科で行う治療の一つです。

「仕事の負荷」に対しては、“仕事のやり方や仕事の量の見直し”を行います。

「対人関係のストレス」に対しては、‘適切な人に相談し、コミュニケーションスキルを向上させる’ことも心療内科的治療の一つと言えます。

「○○がストレス」と感じた時は、「○○」の方は‘ストレッサー’で、その反応で起きるのが‘ストレス’であるということを思い出してください。

そして、‘ストレッサー’の不快な刺激の程度を小さくする工夫もぜひお試しください。

 

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2018.03.13更新

2.ストレスとストレッサーについて

一般的に、不快な刺激をストレスと呼び呼びますが、本来は、不快な刺激によって生じる反応の方が元来の‘ストレス’です。

では、不快な刺激の方は何と呼ぶのでしょうか?

不快な刺激の方は、‘ストレッサー(=ストレス因)’と呼びます。

さきほどの例文を言い直すと、次のようになります。

「仕事がストレッサーで眠れない(不眠=ストレス)」、

「人と会うことがストレッサーで胃が痛い(胃痛=ストレス)」、

ストレッサーは‘不快’という主観性を含む概念のため、何がストレッサーになるのかは、人にって異なります。

`うるさくて不快だな’と感じる鉄道の音も、電車好きには`たまらなく好ましい音’と感じるかもしれません。

 

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2018.03.06更新

1.本来のストレスの意味

通常、我々は、ストレスいう言葉をよく使います。
「仕事がストレスで眠れない」

「人と会うことがストレスで胃が痛い」

‘ストレス’とは、もともと、どんな意味の言葉だったのでしょうか?

実は、物理学で使われる言葉だったのです。

ゴムボールを握ると変形します。

その時ゴムボールには元に戻ろうとする力が生じます。

これを応力(=ストレス)と呼びます。

ストレスは、力が、物体に外から加わった時、それに反応する力のことだったのです。

 

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2018.02.27更新

★運動器エコー(超音波)を使うことによって、レントゲン(X-P)では見えなかった痛みの原因を突き止め、適切な治療を瞬時に行うことができます。

レントゲン時代からエコー時代へのシフトは、確実に進行していて、運動器診療において、医師1人に対してエコー1台という時代は、もう目の前に近づいてきています

今後、エコーを導入している医師とそうでない医師の差が歴然としてくるでしょう。

 

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2018.02.19更新

3.“運動器エコー(超音波)”の特徴
①軟部組織(靭帯・筋肉・腱等)を観察することが可能
MRIやCTよりも鮮明な解像度の画像が得ることができる
②被曝の心配もなく、無侵襲で、繰り返し使用が可能である
スポーツ業界でも、ドーピングの心配もなく、2020年オリンピックに向けても使用が加速される 
③手軽に日常診療ですぐ使用できる
ポータブル化やデジタル化が進み、医療のさまざまな場面で、活躍ができる
④静止画ではなく、リアルタイムで、動画の画像を見ることができる
体の運動器は「動く器官」のため、動きを評価できる方が良い。リアルタイムで動きながら画像を確認できるエコーは適している。
⑤健康側部位と患部側部位のどちらも撮影が可能で、その対比も容易にできる
レントゲンと違い、被爆もないので、患部側と健康側のどちらの撮影も可能である。その対比の説明も容易である。 
⑥診療時間の短縮(運動器エコーは「第二の聴診器」といわれている)
聴診器のように、リアルタイムで、診断・治療を短時間でこなすことが可能である。
⑦医療費の削減に寄与している
時間や人手がかからないエコーは、医療費削減に大いに貢献している。
⑧その場で治療を完結することができる「ワンストップメディカルケア」が可能です
MRIやCTのような検査を他の施設に依頼することがなく、エコーがあれば、その場で治療が完結することができる
⑨患者の満足度が向上する(エコーは強力なコミュニケーションツール)
医師と患者が、画像の情報を共有することによって、円滑な治療が可能である。
⑩エコーは、診断だけでなく、治療にも使える(エコーをみながら、ねらった部位に正確に注射することが可能)
診断から、即治療につなげることができることこそエコーの最大のメリットです。

 

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2018.02.13更新

2.“エコー(超音波)”の歴史
エコー開発のきっかけは、なんと1912年のタイタニック号沈没で、氷山の接触を防ぐ目的でエコーが開発され、人体にも適用されました。

今まで、運動器診療が、大きく依存してきたレントゲン(X線)やMRIやCTは、全て欧米発の技術です。

しかし、エコーの臨床活用の技術は、日本で開発され、ハード・ソフト共に、日本が最先端をいっています。

エコー(著音波)を使いこなしていくことは、日本医師としての誇りと使命でもあります。

 

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2018.02.08更新

1.“エコー(超音波)時代”が到来した背景
運動器診療(骨・関節・筋肉・神経・腱・靭帯・血管等)は、近年、骨を中心に考える「レントゲン時代」から、その場で患部を直接診て、治療につなげるという「エコー(超音波)時代」へと時代は。変わりつつあります。

今まで、画像診断の主役は、レントゲン(X線)が画像診断の第一選択という時代が長く続きました。

しかし、レントゲンは骨しか見えず、いくつかの方向から撮影した画像を元に、二次元の平面図から、三次元を推測する必要があります。

そのため、読影者により情報が異なることもあります。

それらをカバーするために作られたMRIやCTも、機械そのものの価格が高額で、検査料も高く、その上、検査の待ち時間は長く、被曝の問題から短期間で繰り返し検査ができません。

最近、画像診断の装置は日進月歩の進歩をみせ、特に、超音波は急速に普及が進んでいます。

その背景には、これまでのエコー(超音波)では見ることができなかった運動器の構成体(腱・筋・血管など)が、MRIやCTを超える鮮明な解像度の画像として、リアルタイムで得ることができるようになったことがあります。

今やエコー(超音波)は運動器診療にとって欠かすことができない重要なツールとなっています。

 

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2018.01.30更新

これは、根本的な治療にはなっていません。

そもそも、源は、‘なんでも悪く考える癖がある’ということです。

これを放置すれば、何度でも同じ悪循環を繰り返します。

川の流れを正しく理解し、①の源に対する考え方を工夫すること(=認知療法)を実践することが、真の治療になります。

今感じている症状は、長い長い川の流れの最後の河口の部分なのです。

身体の症状は、そこだけ対処(対処療法だけ)してもよくなりません。

川の一番、上流に、何があるかを知ることが大事です。

そして、川の源に対する考え方を工夫する対処能力を身につけることが何より重要です。

 

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2018.01.24更新

口が痛い’という身体の症状症だった場合で考えてみましょう。

例)口内痛:

①‘何でも悪く考える癖がある’

→②医師に、“痛い部分に異常はありません”と言われると、自分は難病でどんどん悪くなるのではと考えてしまう’

→③‘すごく不安になる’

→④さらに‘口が痛い’

何らかの不安をきっかけに生じた「口の痛み」には、通常の鎮痛薬(いわゆる痛み止め)は効果ありません。

そして、①からの川の流れが繰り返され、④の口内痛が増強されます。

しかし、心療内科で抗不安薬を処方され、服用してみると、痛み止め(鎮痛薬)でもないのに、痛みがましになりました。

なぜなら、それは①の川の上流に対処できているからなのです。

 

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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