クリニック通信ブログ

2016.04.10更新

帯状疱疹後神経痛を例に解説しましょう!
帯状疱疹後神経痛は、帯状疱疹による痛みが起こって、どれだけ早く痛みを軽減できるかどうかで、その後の状態がまったく変わってしまいます。
治療の遅れによって、痛みを軽減できる割合が少なくなったり、痛みを完全に取り除くことが難しくなったりします。
'ひどい痛みを伴う帯状疱疹'や'帯状疱疹後神経痛'と診断されたら、出来るだけ早期に、ペインクリニックにご来院ください。
初期の段階から、ペインクリニックを受診することで、帯状疱疹後神経痛の長期化を防ぐことが出来ます。


投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2016.04.03更新

5.痛みに執着しない脳を作る
痛みに対して、悲観的な感情を持つ方は、痛みを強く感じやすく、治療効果も低下します。
心と身体は、お互いに強く影響し合っています。
又、脳が'痛みグセ'を記憶する前に痛みを消すことが大切です。
そのためには、初期の対応を万全にすることです。
『痛みに執着しない脳を作ること』が慢性疼を克服するためのカギになります。






投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2016.03.24更新

4.心の落ち込み 
痛みの慢性化が生じる二つ目の要因は『心の落ち込み』です。
不安や怒りなどの悲観的な感情を持っている場合、脳は、脊髄の門を開いて、痛みに関する信号をたくさん通してしまうのです。
逆に、楽観的な感情を持っている場合、脊髄の門を閉じて、痛みの信号を制限してくれます。
このように、脳の仕組みを考えると、自分で痛みをコントロールするのは、決して不可能ではないということがわかってきます。
不安や怒りを出来るだけ持たない生活をすることで、痛みは軽減していきます。


投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2016.03.17更新

2."痛みグセ"(痛みの記憶)
痛みの慢性化が生じる一つめの要因は、「痛みの記憶(痛みグセ)」です。
痛みは、体に起こっている異常を知らせるシグナルであるため、脳は、その痛みを忘れないように記憶するようになっています。
痛みの信号は、症状が長引けば長引くほど、脳に記憶されてしまいます。
「痛みの記憶」のことを、当院では、『痛みグセ』という言葉を使って説明しています。

脳に『痛みグセ』がつかないようにするためには、脳が痛みを記憶してしまう前に、痛みを取り去ることが重要です。
できるだけ早期に治療することが、大事な理由が、ここにあります。


投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2016.03.11更新

かわたペインクリニックでは、治療を行うにあたり、出来るだけ早期に痛みを取り除くように努めています。
その理由について、お話していきたいと思います。
1.痛みの慢性化
痛みがあると血管が収縮して、筋肉が緊張します。
その結果、血液の流れが悪くなり、痛みを引き起こす物質が生じます。
これを「痛みの悪循環」と呼びます。

「痛みの悪循環」が続くと、痛みは異常を知らせる"有益な存在"から"不必要な存在"になります。
さらに痛みが続くと、"有害な存在"になります。
これが『痛みの慢性化』です

投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2016.03.07更新

2.花粉症対策
花粉症対策で大切なことは、花粉症の季節前から早期に対策をしておくことです。
花粉症シーズンの前、約2週間くらい前から治療を開始することにより、シーズン中の花粉症の症状をかなり軽減することができます。
当院では、通常の薬物療法以外に、花粉症にも有効とされる星状神経節ブロックも可能です。


投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2016.03.02更新

1.花粉の飛散量と飛散時期について
2016年春の花粉の飛散量は、昨年の気象条件や花芽調査から、昨年春シーズンと同じか、または上回る地域が多いとのことです。
花粉の年間の平均飛散量も、昨年は10年前と比較して約2倍になっており、近年の飛散量自体は増加傾向にあります。
花粉の飛散時期は、昨年末~今年が暖冬だったため、全国的に例年より早めに飛散が始まる見込みで、1月末から飛散が始まっているところもあります。


投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2016.02.22更新

②ベルソムラ(2014年発売)
従来の睡眠薬は、脳の活動を鎮静化する(=頭をぼんやりさせる)ことによって眠気をもたらします。
ベルソムラは、脳の覚醒(=頭はっきり)を維持するために必要な物質の働きをブロックすることで眠気をもたらします。
ベルソムラで効果が得られない場合は、従来型の睡眠薬の出番になります。
不眠のタイプや薬との相性には個人差があるので、自分に合った睡眠薬と出会うことが一番大事です。


従来の睡眠薬より、依存性と副作用が少ない睡眠薬を紹介しました。
最初に使う睡眠薬として非常に適していますので、不眠でお悩みの方はご来院下さい。


投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2016.02.15更新

従来の睡眠薬より、依存性と副作用が少ない睡眠薬が開発されました。
最初に使う睡眠薬として非常に適しています。
今回は代表して2種類紹介したいと思います。

①ロゼレム(2010年発売)
副交感神経を優位にして、気持ちや呼吸、脈拍・血圧を落ち着かせる作用があります。

そのため、身体が睡眠に適した状態に移行でき、自然な眠りがもたらされます。
従来の睡眠薬に比べると、睡眠作用はやや弱く、体内時計が乱れることで発生する不眠症には大きな効果を発揮します。



投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

2016.02.08更新

2.来院理由となる症状(心療内科部門)                       
1.不安神経症                       
2.うつ状態(うつ・気分の落ち込み)
3.不眠症                           
4.自律神経失調症                     
5.口内痛・舌痛・歯痛                    
6.イライラ・ストレス                              
7.頭痛                                
8.パニック                              
9.全身痛                                
10.過呼吸                                  
11.統合失調症、動悸、耳鳴り、めまい、躁うつ、腰痛 

来院理由として多い症状は、1.不安神経症、2.うつ状態、3.不眠症です(全体の6割)。
かわたペインクリニックの心療内科ならではの特徴としては、不安症状の方には、考え方の修正を行う認知行動療法を行います。
うつ状態の方には、リラックスのための自律訓練法や限られた時間の中でしっかりお話をお伺いするカウンセリングを実施します。
不眠症の方には、生活リズムの見直しを行います。
さらに、自律神経失調症(イライラ・ストレス・過呼吸・動悸・めまい等)の方には、自律神経を整える療法、口内痛・頭痛・全身痛・腰痛など痛みを伴う方には、痛みに効果のある抗うつ薬などの薬物療法の他、痛みの考え方の指導を行います。



投稿者: 医療法人良仁会 かわたペインクリニック

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